作っているのは、同じ経験をした、ひとりの親です。
私は二度の離婚を経験しました。一度目は日本で。二度目はハワイで、家庭裁判所での2年間の裁判を経て離婚しました。弁護士を雇うお金はありませんでした。代わりに頼ったのがAIです。届いた書類の意味を確かめ、提出する書面を作り、申請の手順を調べる。すべてAIと一緒にやりました。
いちばん苦しかったのは、裁判そのものではありません。相手とのやり取りでした。子どものことを決めるには連絡を取るしかないのに、ひとこと書くたびに関係が悪くなる。あの時、間に入って言葉を整えてくれる誰かがいたら、と何度も思いました。
アメリカでも日本でも、離婚の相談をする専門家のところに、ふたりで通いました。どちらも誠実な方でした。それでも、相談相手と自分の性別が違うと「相手の側に立っているのではないか」と疑ってしまう。逆に同じ性別なら、今度は相手がそう感じる。どちらにしても、この疑いは最後まで消えませんでした。
人間のアドバイザーである限り、その人には必ず性別があり、経験があり、好みがあります。だから、ひかさんは人ではなく、キャラクターにしました。男でも女でもなく、母の側にも父の側にも立たず、どちらの話もちゃんと聞く。あなたが心を開けて、相手も心を開ける存在。それが、間に入るものに一番必要なことだと思っています。
母親も、父親も、子どもに関わり続けていい。そして、そのために自分がすり減る必要はない。ひかさんは、その経験から生まれました。
Founder株式会社 HALLELUYO(設立準備中)